自宅サーバー再構築(centOS7インストール)

Linux (CentOS、RockyLinux)

NC加工の情報は、ネット上では十数年ほど前までは結構盛んでしたけど成熟してきたのかな?
新しいサイトはなかなか見つからないです。 それでも、展示会などへ行くと機械や工具やソフトはますます進化を続けているのも事実です。
使ってみたいなぁと思っても、使ってみないと・・削ってみないと・・・・はたして期待した効果がでるのか?
やっぱり実際に使用している人の意見を聞きたくなります。
自宅でサーバーを立ち上げると、情報発信ができますし、情報交換にも発展できると思います。
現在では、レンタルサーバーも格安なものも沢山ありますが、もしお役目が終わったPCが眠ってたら、Linuxをインストールしてみてはいかがでしょう!
自分で立ち上げる事で、 ネットワークやLinuxの理解も深まりますし、自由に操作できるのがいいです。

サーバー用PCを準備

今までは、Windowsの古いDELL製ノートにVineLinux入れて運用していました。もう10年ぐらい連続で動いています。
Linuxはすごいですねぇ~。今でもそれほど問題もなく元気です。
今回「https」化しようと思って、「Let’s Encrypt」からの証明書取得を試みたのですが、「VineLinux」には対応していませんでした。
ネット上の情報を集めていろいろやってみたのですが、私のレベルではうまくいかなくて断念!
そこで、昨年Windoesが立ち上がらなくなったノートを再利用してみる事に。
たぶんHDDの故障が怪しかったのでHDDを交換し「Linux」を入れて自宅サーバーも再構築する事にしました

調子悪いHDDは、後ろのネジ4本を外すだけで、簡単に取り外せました。
購入したSSD-250GBと、調子悪くなったHDDを交換。
うまく認識するか不安はありましたが、BIOSでは正常に認識していました。
これなら、Linuxがインストールできそうです
また、サーバーとして使用する予定なので、ほとんど連続運転になります
SSDのほうが、熱の影響も少なくていいと思います

centOS7 インストール

一番の目的は、「https」化なので、「Let’s Encrypt」が対応している「centOS7」でサーバー構築しようと思います。
「centOS7」の情報はネット上に沢山ありますね。迷うぐらいです。
インストールだけでなく、その後のサーバー設定においても、下記サイトを参考にさせていただきました。とても参考になります

https://www.rem-system.com/centos-install/

作業としては、こんな感じです

  • インストールファイルのダウンロード
  • DVDメディアの作成
  • インストーラ起動
  • インストール概要の設定
  • インストール実行

まずは、作成したインストールメディアを挿入し起動するとインストーラーが立ち上がってきます。
上記サイトの情報でそれほど問題なく進んでいけると思います。

ベース環境は、「サーバー(GUI使用)」を選択

私がちょっと、変更したのは「ソフトウェアの選択」。上記のサイトでは「最小限のインストール」を選択していますが、ネットワークの設定など、GUIのほうがわかりやすい場合があります
それで私は、「サーバー(GUI使用)」を選択しました

管理者権限のある一般ユーザーを追加

また、ユーザー設定では、roor 以外の、管理者権限のある一般ユーザーの作成をお勧めします
追加では、複数追加が可能ですが、必ず一人は「このユーザーを管理者にする」をチェックして、管理者のユーザーを作成しておきます
通常は、この管理者権限のあるユーザーでログインし作業します

固定IPに設定

さらに、ネットワーク設定は、サーバーしての運用では「DHCP」でなく固定に設定するのが一般的です。
このインストール時に設定する事も可能ですし、インストール後の変更も可能です。その場合「GUI」のほうが楽です。

インストールの開始

必要な設定が終了すると、インストールが開始されます
無事に完了すれば、再起動で「GUI」環境がたちあがります

サーバー環境なので殺風景ですね。

システムを最新に更新する

Windowsなどの他のOSでも同じですが、インストール終了後は必ずしも最新でない場合がほとんどです
インストール直後には、必ず更新すべきだと思います
「GUI」でインストールした場合には、「アプリケーション」⇒「システムツール」⇒「ソフトウェアの更新」で更新できます

「CUI」の場合は、「アプリケーション」⇒「システムツール」⇒「端末」から「yum」コマンドで実行できます
管理者ユーザーであれば、「sudo」コマンドで、管理コマンドを実行する事ができます

$ sudo yum update

カーネルを除外したアップデート(覚書)

カーネルのアップデートは、不具合が起きる場合があるので、あまりしないほうがいいようです。

https://www.linuxmaster.jp/linux_skill/2017/09/yum-1.html

カーネルを除外してアップデートするには、–exclude オプションを付加します

# yum -y update –exclude=kernel*

この長いオプションは、/etc/yum.conf を編集する事で省略できるようです。

# vi /etc/yum.conf
ファイルを下記のように編集します
  [main]
  cachedir=/var/cache/yum/$basearch/$releasever
  keepcache=0 debuglevel=2
  logfile=/var/log/yum.log exactarch=1
  obsoletes=1
  gpgcheck=1
  plugins=1
  installonly_limit=5
  exclude=kernel* ←追加

これで、カーネルを除外したアップデートが可能になるようです

viエディタの簡単な操作は覚えましょう!

このように、細かい設定をするには、「CUI」での操作になります
また、設定ファイルを編集するには、エディタを使用しますが、Linuxでは「viエディタ」を使用するのが一般的です。
「メモ帳」的なエディタもありますが、リモートでメンテナンスする場合など考えると「viエディタ」の操作を覚えておいたほうが便利です
操作性が特殊なので、最初は戸惑いますが、少し練習しておいたほうがいいですね。
操作方法は、ネット上にたくさん公開されています

https://qiita.com/tasaki-i3/items/49ebad1dca20c669ad25
https://eng-entrance.com/linux-command-vi

インストール完了

これで、とりあえず「GUIモードのサーバー環境」のインストールは完了です。
サーバーモードでも標準でウェブブラウザには「FireFox」がインストールされているので、ネットサーフィンなどはこの状態でも可能です

次回はサーバーのメンテに必要なサービスを追加していきます

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