これから、いろいろな設定をする際、どうしても管理者レベルのコマンドを
使用する事になる
最近の傾向として、管理者レベルのコマンドの実行は、su で管理ユーザになるよりも
一般ユーザーで、sudo コマンドを使い一時的に管理権限レベルのコマンドを
実行するようになっているようだ
ただし、いちいちコマンド実行の度にパスワードを入力するのも面倒くさい
sudo では、パスワードの入力の省略もできるようなので
まずは、その設定をしておこう
方法は、いくつかあると思うが、下記の方法で行う
・sudo を使用するユーザーを、管理者グループ:wheel に加える
・wheel グループのユーザはsudo 実行時、パスワード省略できるよう設定する
1.まずは、su でroot になり、/etc/group ファイルを開く
 $ su 
   パスワード:
  # vi /etc/group
2.ここで、group ファイルが開いたら、wheel グループにユーザーを登録する
  wheel:x:10:root ⇒ wheel:x:10:root,hogehoge
 これにより、hogehoge ユーザーは、管理者グループに登録された
 (もしかしたら、インストール時に作成したユーザーは既に登録されていたかもしれない)
3.visudo コマンドで、wheel グループはノーパスワードになるように設定する
  # visudo
 このコマンドで、/etc/sudoers ファイルが開くので下記を追加
 もしかすると、行頭に#が付いてコメントになっている場合には
 行頭の#を削除するだけでよい
  %wheel  ALL=(ALL)       NOPASSWD: ALL
これで、sudo を実行する時には、パスワード入力を省けるので、楽になった