カスタムマクロでハイデンハインサイクルを作ってみよう!
最近、機械の立ち上げ作業でバタバタしていて、すっかり更新がご無沙汰しています。忘れられそうなので、5月の連休の空き時間で更新します。ネタとしては、以前から考えていたもので、ファナックカスタムマクロの使用例として、ハイデンハインサイクルをマクロ化してみたいと思います。ハイデンハインサイクルについては、下記で記事にしています。ご興味あれば、覗いてみてください。 マクロとは? マクロ言語は、プログラム言 […]
じじぃの引出し なにかしら、皆さんの参考になれば幸いです!
最近、機械の立ち上げ作業でバタバタしていて、すっかり更新がご無沙汰しています。忘れられそうなので、5月の連休の空き時間で更新します。ネタとしては、以前から考えていたもので、ファナックカスタムマクロの使用例として、ハイデンハインサイクルをマクロ化してみたいと思います。ハイデンハインサイクルについては、下記で記事にしています。ご興味あれば、覗いてみてください。 マクロとは? マクロ言語は、プログラム言 […]
ファナック系では、G73やG81~の固定サイクルと呼ばれている、ドリル加工用サイクルがありますがハイデンハイン制御機には、さらに高機能なサイクルが用意されています。変数で加工形状をカスタマイズできる点は、カスタムマクロに似ていす。多様なカスタムマクロが、標準で用意されているイメージです。さらに、ドリルサイクルだけでなく、ポケットや測定用のサイクルも用意されています。ファナック機では標準にない追加機 […]
前回、図形を定義する基本的なGコードの説明をしました。これで、工具経路の輪郭の定義はできるようになると思います。ただ、これは工具中心経路の定義なので、実際の加工を想定すると工具径も考慮する必要があります。また、マシニングセンターのような工具を自動で交換する機械の場合には、使用工具の長さも考慮しなければいけません。前回までのGコードで、工具径や工具長まで考慮してNCプログラムする事は可能ですが、使用 […]
前回は、NCプログラムの概要を説明しました。今回は工具経路の図形を定義する指令に使用されるGコードについて説明します。ここまで理解できれば、二次元の図形をGコードで定義できるようになります。 絶対座標系と相対座標系 経路指令なので、「どこへ行け!」が基本になりますが「どこへ」の指令に2種類の指令方法があります。 「絶対座標系:G90」と「相対座標系:G91」です。ちょっと面倒くさそうな言葉ですが、 […]