■ Mコード | 2012.4.22 |
NCデータ概要の https://www.kazuban.com/bbs/heidenhain/heidenhain.cgi?mode=main&no=2 10 M127 ; SHORTER PATH TRAVERSE OF ROTARY AXES OFF 11 M129 ; TCPM OFF とりあえずのリセット作業です。 この後有効が必要な場所では有効にするコードが出現します このコードの意味は、 M127 ; 回転テーブルの近回り指示をOFF M129 ; 先端点制御機能のOFF です。 実際Mコードなので、どこまで互換性があるのかは?ですが このコードはかなり重要な機能なので、互換性は高いと思います ちなみに、国内では「先端点制御」と呼ぶのが一般的なようですが ハイデンハインでは、TCPM(Tool Center Point Management)と呼んでいるようなので 「工具中心制御」となるのでしょうか?! 実際TCPMを使う加工で、CAMでデータを作成する場合には、 工具中心軌跡でパスを出力するのが一般的なようです。 ハイデンのMコードで、ON、OFFを伴う場合は基本的には 偶数番号と奇数番号の連番で、ON、OFF に設定されています したがって、 M127 を有効にするコードは、M126 M129 を有効にするコードは、M128 となります また、M00~M09はファナックとほぼ同じ指令になります M00 プログラムストップ M01 オプショナルストップ M02 プログラムエンド M03 主軸正転 M04 主軸逆転 M05 主軸停止 M06 手動交換 M07 エアブロウON M08 クーラントON M09 エアー、クーラントOFF ただし、工具交換指令(M06)は若干違います ハイデンハインでのM06は、手動でツールを交換するモードになります |