Heidenhain iTNC530
■ 直線移動指令2012.10.13

Lコード


48 L Y111.876 Z3.182 R0 F MAX
49 L Y108.466 Z-0.475 FQ2
50 ;BALL_END_MILL
51 L Y105.056 Z-4.132 FQ3
52 L X10.933 Y104.788 Z-4.055 FQ2
53 L X11.772 Y104.562 Z-4.125
54 L X12.598 Y104.383 Z-4.338
55 L X13.386 Y104.257 Z-4.688
56 L X14.112 Y104.188 Z-5.165
57 L X14.755 Y104.178 Z-5.754
58 L X15.294 Y104.227 Z-6.437
59 L X15.713 Y104.334 Z-7.193



ISOコードでは、G00やG01にあたります
L文字で指令して、指定軸の指定座標まで移動します
基本的に、早送りと切削送りで移動軌跡に差はありません
送り速度をFで指令しますが、FMAXにした場合、最高速度になるだけです
ほぼ、G00と同じですが、G00の場合、設定で各軸の最高速度になる場合もあります
その場合、指令値へ最短距離での移動にならない場合があり注意が必要ですが
FMAXは確実に最短距離での移動になります

また、移動量指定の方法は、G90、G91にように、事前にモードを指令してから
指定するのではなく、下記のように一行毎に指令が可能です

・絶対値指令
X___ Y___ Z___ A___ B___ C___

・相対値指令
IX___ IY___ IZ___ IA___ IB___ IC___

・極座標指令
CC X__ Y__   ・・・・・(まず極座標の中心位置をCCで指定)
PR__ PA__   ・・・・・(PR:CCからの距離+指令)
・・・・・(PA:基準軸からの角度±360)
PR__ IPA__   ・・・・・(極座標絶対値指令)



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